高齢者とオバチャンの「機内モード」で大騒ぎした話

ある休日、実家から固定電話に電話があり、切羽詰まった様な声で母が話すので、高齢な父に何かあったのかとドキッとしました。しかし、よく話を聞いてみると、少し前にガラケーから乗り換えたスマホが全く使えなくなり、電話もメールも出来なくなったという事でした。なんだ、スマホの事か…と安心したものの、まだ新しいスマホは購入して1ヶ月も経っていません。

私も両親と同じ機種を使っているので、操作の方法が分からないと言われた時には、時々固定電話で指示をして、父や母にも教えて来たのですが、今回は様子を聞いても私には事情が全く分かりませんでした。というのも、私も両親と同じ時に、スマホデビューしたばかりの初心者なのです。80歳近い両親よりはマシですが、孫がいてもおかしくないオバチャンの私にとっても、1か月前までスマホは未知の世界でした。

コールセンターやショップに行く事も考えましたが、まずは私が実家のスマホの具合を確認してからと思い、私はマニュアルを持って実家に飛んで行きました。実家に到着すると、私と色違いの実家のスマホは、何か怖いものの様に、リビングの机の上に、ポツンと置かれていました。早速、手に取って色々試してしましたが、確かにメールも電話を出来なくなっていました。

しかし、何かをしようとした時、通知のようなメッセージが現れて、「これは!!」とその瞬間に原因がわかったのです。まさしく、両親のスマホは「機内モード」になっていたのでした。私は可笑しくてお腹が引きつりそうになるほど、笑ってしまいました。その横で、キョトンとしている両親に、私は一から機内モードについて説明し、その解除の方法を教えました。

私もスマホ初心者だったので、すぐにわかりませんでしたが、よく見たら、初期画面にもしっかり飛行機のマークが出ていました。おそらく何か適当に触っているうちに、知らぬ間に機内モードになってしまったのでしょう。後で友人に話したら、「電話もメールも出来ないなんて、それは機内モードくらいしか考えられないよ」と笑われてしまいました。

まだ1ヶ月で修理や交換なんて…と心配していたので、やれやれしましたが、思い出しても笑ってしまう出来事でした。防風通聖散 アマゾン